舞台「楽屋」

2020/2/8 「楽屋」 (木星劇場)
初演が1977年の渋谷ジァンジァンという歴史ある戯曲をストレートに上演。女優の業が描かれた、上演する演者に覚悟を尋ねるような作品。
キャパ40人もない木星劇場の狭さ・近さが、かえって本物の楽屋を覗き見するようなリアリティに。四人の登場人物いずれにも長台詞、しかもチェーホフやシェイクスピアの古典から引用したそれをとうとうとまくし立てながら演じるシーンがあり、台詞を入れるだけでもかなり大変そう。
これは元の戯曲が読みたくなって、収録されている清水邦夫「夜よおれを叫びと逆毛で充たす 青春の夜よ」まで古本で買ってしまった。

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