舞台 「キューティーハニー Emortional」

2020/2/8ソワレ 「キューティーハニー Emortional」 (サンシャイン劇場)
今までアニメ・映画は作られている大メジャータイトルの初の舞台化。
キューティーハニーはシスタージルを封印したものの力の暴走の結果十年間スリープ、記憶をある程度失っているいう設定。
その間に開発された新世代ハニーたちと、パンサークローの戦士たち。この新世代ハニーたちとパンサークローたち、全員キャラが立っていて、クロックアップ的な能力を持つジャンパーハニーや電脳空間戦特化のサイバーハニー、キャンディクローとジョーカークローのコンビ、日本刀使いのメイドクローとかビジュアル的にも上手く差別化したなと。ブラックハニー役の吉川友さんは歌も別格。
その上に、一般人の先生と生徒の計4人が芝居的に大活躍。特に変身に衣装の早替えを使わなかった分のつなぎシーン、ミハル先生役の民本しょうこさんは小劇場のノリをサンシャイン劇場でぶちかまして客席を笑いの渦に。できれば複数回見て日替わり部分を確認したかったところ。
松多壱岱得意のプロジェクションマッピングはこの手の作品では効果的で、電脳空間の表現や、変身シーンの映像(これがまあ実写版でそこまでやるかという出来)、ヘリコプター上からの映像とお見事。
2部のライブパートも作中のキャラに合わせた曲で、特にパンサークロー側は劇団4ドル50セントから参戦している谷口愛祐美、樹亜美の二人が本領発揮。

秋の続編がすでに発表されているが、それまでには変身後衣装への着替えをもう少し早くできるといいかな?人間役大活躍シーンではあるけど、さすがにちょっとテンポが。